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畜産関係

故幌泉産馬改良組合頭取林重吉君

石碑の写真
所在地:歌別通称産馬の沢
建立年:明治36年(1903年)
刻字:(表)紀碑 故幌泉産馬改良組合頭取林重吉君
高さ: 212センチメートル
由来
林重吉は天保13年8月5日青森県北部土間村に生まれる。
万延元年函館林儀助の養子となる。明治5年資金一万円で商品を仕入れ
幌泉村へ来て回漕業と旅人宿を営む。明治8年より20年まで幌泉村総代。
明治10年仮教場の設置に努力、明治11年幌泉小学校設立に功績があった。
明治18年には日高十勝両国聨合設立昆布製造改良組合を組織し、明治20年
には幌泉水産物営業組合、漁業組合頭取として15年間在職した。
明治20年には現在のえりも農場に幌泉産馬改良組合を組織し頭取となる。
明治34年幌泉汽船株式会社を創設初代社長となる。
明治35年隣家の火災のより焼死。
幌泉産馬改良組合はその功績を記念し、金150円を投じ記念碑を建立。

故広嶋萬吉之碑

石碑の写真
所在地:本町法光寺
建立年:大正15年(1926年)
刻字:(表)故広嶋萬吉之碑
高さ: 129センチメートル
由来:
明治43年(1910)火災予防組合が設立され、初代消防組頭に選出されている
他南部家奥地に共同牧場を開き馬産振興に貢献した。
没後5年を経て共同牧場の牧場主等が建立した。

寺井重太郎翁頌徳碑

石碑の写真
所在地:東洋歌露
建立年:昭和10年(1935年)
刻字:(表)寺井重太郎翁頌徳碑碑 陸軍大将西義一書
高さ: 320センチメートル
由来
寺井重太郎翁は慶應元年(1865)磯谷村大字能津登村(現在の寿都町磯谷町
能津登)に生まれ明治16年(1883)大字歌露に移り、漁業と放畜に従事する。
明治24年総代、明治39年初代幌泉村議員となり、日高実業協会長、幌泉水産長、
歌油漁業組合長などの公職を歴任、地方自治の向上、教育、産業の発展に人力し、
その人柄と功績を讃え、歌露油駒両地域住民が建立した。